鉄塊衆の多くが、自由律俳句の結社に入っています。条件に合わないために鉄塊へ入会できない方、これまで以上に自由律俳句にまじめに取り組みたいという方には、自由律俳句の結社への入会をご案内しています。以下を参考にして、ご検討いただければ幸いです。(掲載は創刊年順)
層雲(そううん)
創刊:1911年4月(明治44年4月)
代表:和久田登生
師系:荻原井泉水
活動:
・投句:
同人…自選五句
社友…選者制十句、自選四句(どちらかを選択)
誌友…選者制十句
・句評、俳論、随筆の掲載
・句会:全国各地
会費:
・同人:33,000円/年
・社友:18,000円/年
・誌友:12,000円/年
*分割払い可
会員近作:
慰めはさりげなく夕焼けにまぎれる 麓草
手術だという検査数値に罪なけれども 次郎
失恋の姉はぶらんこ立ち漕ぎ けんじ
浮力ふっと湧いてきた春の坂 多満
花ことばを信じて今夜出かけるところ 育久
チュチュンときてチュンといなくなって緑陰 十一
病妻に口笛聞かせてベッドサイドの秋 常男
ほんとに酔ってきてうちの真面目なドア 登生
連絡先:
海紅(かいこう)
創刊:1915年3月(大正4年3月)
社主:中塚唯人
師系:中塚一碧楼
活動:
・毎月7句を投句(自選)
・海紅HP投句板における句会(1句)
・熱視点(句評)の掲載
・句会:海紅社句会(東京)、青空句会(東京)、しらさぎ句会(東京)、赤壺詩社句会(倉敷)、かみ なり社句会(氏家)、阿良野句会(浜松)、かも川吟社例会(大仙)など
会費:
・同人:17,000円/年
・誌友:12,000円/年
*分割払い可
同人近作:
戦争なんか忘れて恋でもしろ夏だ 幸三
記念日をハートで囲むくすぐったい人 はるか
入梅。納税通知ぐらいのポスト音 智庸
落伍者と僕とで二本のしけもく 賢太郎
この木目しっかり者の相だろう 祖啓
向こうは女湯鏡のような月 鴨芹
美味しそうにうどん食べてますが火傷しているのです 知宏
これで最後です天ぷら屋のおやじの笑顔が好物で 唯人
連絡先:海紅
草原(そうげん)
創刊:2002年1月(平成14年1月)
主宰:北田傀子
師系:荻原井泉水
活動:
・投句:毎月上限50句を提出(自選)
・インターネットを通じた互選:投句した句のうち冒頭2句を対象
・句評、随筆、俳句資料の紹介、句集紹介の掲載
・句会、吟行:東京・神奈川など(随時)
会費:
・同人:500円/月、3,000円/6ヶ月
・誌友:300円/月、1,500円/6ヶ月
会員近作:『草原』25-07号より
泣いてぐぜって膝で眠った 福露
夜明けひんやりと月見草 啓司
石女たちがゆれる水面 独楽猫
目を閉じて菖蒲湯 錆助
夜の鴨おる川面 古戸暢
バスを待つ人ゴルフのポーズ 滋人
ままごとのママが子を叱る ゆ
九十の峠を越してなんのことなし かいじ
連絡先:
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