2012年6月2日土曜日

本音で語り合うための場


普段思っていることを書きます。

本音で何でも語り合える状況というのは、
忘年会の「無礼講」と同じで、
実際の社会の場面としてはなかなかないわけです。

社会一般でいう「本音」とは相手への配慮などを
きちんと準備した上で、
自分の気持ちを誠実に語ることだと思っています。

本当に思ったことを語り合うには、
そういう本音で語り合う場を作ろうと覚悟を決めて、
自分で作っていく他はないのだと思っています。

もしそういう覚悟や準備もなくずけずけと「本音」を口にすると、
世の中で痛い目を見る、そのように思っています。


だからこそ、この『鉄塊』という場所は、
本音で熱く語り合う場を作ろうと、
覚悟を決めて集まった集団、
そういう集団になっていけばいいなと思っています。

これからも自由律俳句について語り合っていきたいです。

よろしくお願いいたします。

8 件のコメント:

  1. 本音で語り合う覚悟。肝に銘じます。

    ゴングよろしくジョッキをぶつける 畦道

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    1. 畦道さん、こんばんは。コメントをありがとうございます。
      私もふんどしを締め直そうと、そういう気持ちを込めました。

      『鉄塊』の最初の句会を、どきどきしながら待っています。
      よろしくお願いいたします。

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  2. 本音を言うという事は、それによって起こる波紋を全て受け止める覚悟が無いとできませんからね。
    せめて俳句の世界ではそうありたいものです。

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    1. 藤井雪兎さん、こんばんは。
      コメントをありがとうございます。

      本音は言うことよりも聞くことの方が
      大事ではないかと思っています。

      本音を聞くということを、
      単に「自分が本音を語るための代償」と思っていたら、
      聞く側になった時にひどい目に遭いますね。

      一般の世の中にいる時は、「こいつの本音は聞きたくない」
      と思った時は、本音を語る状況を作らないことも
      配慮として考えておかないといけないのですが、
      この『鉄塊』の場ではそういうことが無用であると良いなと、
      そんな風に腹をくくっています。

      明日にそちらに三句を送信いたします。
      かなりどきどきしていますが、覚悟をしておきます。

      よろしくお願いいたします。

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  3. 何かを言えば、何かが起きる。
    何も起きなければ、死んでいるも同然。
    そんなの悲しいです。
    生きた言葉で勝負していきたいですね。
    共に歩みましょう。

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    1. 渋谷さん、こんばんは。コメントをありがとうございます。

      私もブログや facebook などで相手がどう思っているか
      わからない時は、あえて相手の記事にコメントをして
      相手の反応を見ることもあります。

      人付き合いというのは私もそうですが、
      どんな人とも仲良くというのは不可能ですが、
      お互いに無言で立ち去るの事はしないようにしています。

      そうして相手の思惑や気持ちがわかれば、
      結構人間関係が改善されることが多かったです。

      だからこうして意見を言い合うことが、
      何かを生み出してくれる、そんな風に思います。

      正直、内心どきどきしておりますが、
      よろしくお願いいたします。

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  4. 中筋 祖啓2012年6月3日 11:57

    何をもって、その生物の真剣さがそうであるかを
    直視するという課題になりました。

    と、いうことで、ミミズのかっこ良さにたどり着く。

    ミミズのどうしようもない真剣さ
    ミミズならいつもあそこで見かけたよ
    今は亡きミミズの噂偲ばるる      祖啓

    玄齋さん、はじめまして!
    新参者ですがよろしくお願いいたします。
    自分は漢詩の世界には暗いですが、かねがね乃木将軍を尊敬していたので、
    あの乃木将軍がやっていた漢詩の世界、という事で興味があります。
    あとは、李白、杜甫、曹植とかが面白そうだと思いました。

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    1. 中筋 祖啓 さん、初めまして。
      コメントをありがとうございます。

      三句ありがとうございます。梅雨時になると
      地面からミミズが出てくることも多いなと気づかされます。

      乃木将軍ですか。勇ましい漢詩の多い方ですね。

      漢詩はこういうストイックなものも作れる反面、
      伸びやかで柔らかい感情を養うものもあります。

      漢詩で有名な方に、大正天皇がおります。
      歴代の天皇の中で、作詩数は一位です。

      大正天皇の漢詩の、大正天皇に漢学を教えていた
      漢学者の三島中洲が、登山に登りづらそうにしているのを
      大正天皇が背中を押して助けたというものがありますが、
      大正天皇という方の茶目っ気と温かみを感じる、
      そんな楽しくなるような漢詩もあります。

      こういう楽しい部分も、少しずつ語っていきたいな、
      と思います。

      これからもよろしくお願いいたします。

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