2012年12月16日日曜日

『日本プロレス界の今後を憂う』 (選挙の為)


(先日の書き込みは、あまりにも悪ふざけの度が過ぎてしまいましたので、今回は、すっかり改心!心を入れ替えて、マジメな原稿を書かせていただきます。くわばら、くわばら。)


・序

まずは、プロレス界の今後を語るに当たって、各レスラー同士の相性や相互関係について説明をさせていただく。

昨今、「吸いつつ知宏」というとんでもない荒技までもが誕生したのだから、もはや、王者シチュー知宏の座をおびやかす存在は、この国に居なくなってしまったといっても過言ではない。
このままでは、シチュー知宏の独占連勝が、以後軽く十年は続いてしまうのだろうから、真のプロレスを愛するプロレスファンとしては、どうにかして、彼をやっつけるだけの強力なライバルの出現を生み出してさらなる活気を望みたいところだ。

私の勘では、彼に対抗できるだけの格闘家は、今の日本では、かの伝説の格闘家、矢野風狂子か、もしくは、闇の帝王、覇王粟野以外には、すでに居なくなってしまったと断言する。


武士道最強!矢野風狂子
裏世界最強!覇王粟野
正統派最強!シチュー知宏

 
しかし、彼らは、それぞれ、違う環境で生き、違うルールで、格闘の世界に接しているため、どこでどう、その最強同士を遭遇させて、さらには、何を基準にトップを決めたらよいのかが、極めて難しい。

風狂子のルールにおいては、「飾り」の概念が無く、
粟野のルールにおいては、「日本」という概念が無く、
知宏のルールにおいては、「外道」という概念が無い。

それぞれのルールに欠如があるので、どうしても、公式戦を制定して、きちんとした審判を決める事がことのほか困難なのだ。(時間も、場所も、パンツの厚ささえも一致させることが困難)
「日本」が通用しない粟野や、「飾り」が通用しない風狂子を、
ちゃんとしたリングに呼びよせて、ちゃんとした時間に、同じパンツをはかせて、「はいどうぞ、やりましょうね。」と戦わせるなんて、こんな苦労は並大抵の事ではない。

 

すでに彼ら三人は、誰も追いつけないくらいの最強の格闘家であるにもかかわらず、なぜ、無理やりにも戦わせる必要があるのか?
これを、さらに、深く取り上げてみよう。


・各レスラーの世界観相関図


「武士道」      = 矢野風狂子 

「裏世界」      = 覇王粟野 

「正統派レスラー」 = シチュー知宏、ラッシュ藤井、スベスベ畦道、ハロー寝覚

「さわやかポジション」 = 魔球古戸暢

「カタツムリ教団」 = カタツムリ鴨芹

「論外、問題外」  = トロピカル祖啓


 

現在、日本のプロレス界は、このように人材が分かれている。

魔球古戸暢の「さわやかポジション」というのは、非常に珍しいポジションで、彼は、正統派レスラーであるにも関わらず、武士道や、裏世界、カタツムリ教団、論外、問題外といった、あらゆるポジションの人とさわやかに接せられるため、本人自体は、正統派レスラーであるにも関わらず、このような特異的な存在となっている。

カタツムリ鴨芹は、つい最近、正統派レスラーの世界に入ったばかりで、本来の目的は、「カタツムリ教団」の布教が目的なのだから、このような位置となる。
カタツムリ教団と、鉄塊の方向性との違いが無い事を祈りたいとは、先日の記事にも書いたとおりである。

トロピカル祖啓の「論外、問題外」というポジションについては、彼はそもそも、レスラーというか、なんというか、それ以前の人間なのでこうなってしまった。
彼の正式名称は、通称「バグ」と呼ばれている。彼については、「バグっているから仕方が無い」という以上、掘り下げても何も出てくる事はないので、今回の記事においても、これ以上は何も説明を加えない。


さて、この日本プロレス界の現状を眺めてみれば、当然、正統派レスラーと、裏世界を生きる、覇王粟野とのルールが噛み合いにくい事は、まず、単純にして明快である。
そして、ここで、現在結成されているトリオグループ「そねだゆ」について注目する重要性をかかげさせて頂く。

本来、違うルールに生きて、一致しないはずの価値観に見える、風狂子、粟野、古戸暢の三人が、このトリオを結成してお笑い芸人になろうとしているとは、全く持って奇跡とも呼べる不思議な縁だ。しかも、なかなかに相性がよく、絶妙のボケとツッコミ具合から、お茶の間の人気者になりはじめている。
(粟野はボケ専門。古戸暢はツッコミ専門。風狂子は、ボケとツッコミの中間に位置する)

この場合、闇の存在であるはずの覇王粟野が、サムライ風狂子と、さわやか古戸暢の存在を得る事によって、はじめて表の社会に登場する事が可能となった。
お笑いグループ「そねだゆ」によって、正統派レスラー達も、裏世界の覇王粟野の存在を知り、脅威を受ける可能性が、現在計画されている。

覇王粟野の存在が、最大のキーパーソンとなってくるのは、どうしても、普通に生活をしていると、正統派プロレスにばかり人材が流れ、正統派レスラー同士でしか戦わない、いわゆる「なまぬるい環境」「なあなあ」「お約束試合」になってしまう可能性が高いので、真のプロレス魂で、観客を心から楽しませるためには、反則技で、いやがおうにも、レスラーを必死にさせなければならない。そのためにも、外道レスラーの存在が必要不可欠なのだ。

正統派レスラーのプロレスとは異なる、風狂子、粟野の存在が注目すべきなのは、そこにある。



・審判の問題


ルールが違う格闘家同士を戦わせるにおいて、何よりも難しいのが、やはり審判の存在である。
一体誰が、こんな訳のわからない試合の審判をつとめられるのか?

武士道には、「生死」
裏世界には、「自由」
正統派には、「政治」

というルールが、審判、ジャッジとして存在するように思われるが、これらを総括してつかさどる審判、裁判官を、一体にして誰がつとめれば良いのだろう?

まったくもって難しい難題だ。。。



うーん・・・・・、誰だろう、これは・・・・?

「自由」で、「武士道」を重んじてて、しかも「政治的」な人間だと・・・・!?

そんなヤツが、この世にいるのか・・・・???



うーん・・・・、

うーん・・・・・・・・・、

一体、誰なんだぁ・・・・・・・・・・、





と!!!

 

その時、突然、

 

王者シチュー知宏が、乱入した!!!!!







「お前は、どうしたいんだ!?」

 

シチュー!!シチュー!!シチュー!!シチュー!!




 

「お前は、どうしたいんだ!?」

 

シチュー!!シチュー!!シチュー!!シチュー!!


 

 

憂いの一句


 

悩ましきプロレスラー 何をさせてもプロレスラー

 




そうだ、何をさせてもプロレスラーは、プロレスラー。

みんな、プロレスが好き。

みんなもともと、プロレスが大好きなんだから、今現在、何をしてても、本当は、おんなじだ。








「お前は、どうしたいんだ!?」
 

シチュー!!シチュー!!シチュー!!シチュー!!

 

 


 

「お前は、どうしたいんだ!?」
 

シチュー!!シチュー!!シチュー!!シチュー!!







維新の一句


 

切り開けプロレスラー 坂本竜馬だプロレスラー


 

 

坂本竜馬のように、「層雲」だとか「海紅」だとか、そんな狭い結社の枠を超えて、今一度、日本を洗濯しなおしてみよう。
自由律だとか、定型俳句だとか、ポエムだとか、そんな枠組みも越えて、この国を、今一度、洗濯しなおしてみよう。
武士道だとか、裏世界だとか、正統派だとか、それらの言葉を、「プロレス」という、ただひとつの「一番大好きな名前」に集約させて見詰めなおしてみよう。

なにしろ、まもなく海外から、物騒な大砲を載せた黒船がやってくるのだから、そんな呑気な事を言っている場合などではなかった。
お笑いグループ「そねだゆ」は、宿敵、黒船と戦うために結成された新ユニットなのである。

この国をおびやかす、真の敵に歯向かうべく!

武士道と、裏世界と、正統派レスラーは、力を合わせ、シチューを黒船にぶっかける!!




「お前は、どうしたいんだ!?」

 


シチュー!!シチュー!!シチュー!!シチュー!!
 

シチュー!!シチュー!!シチュー!!シチュー!!

 

 



「お前は、どうしたいんだ!?」

 

シチュー!!シチュー!!シチュー!!シチュー!!
 

シチュー!!シチュー!!シチュー!!シチュー!!



 

突然、「お前はどうしたいんだ!?」と、顔面にシチューをぶっかけられて、答えるべく、答え。


それこそが、日本プロレス界の未来。

日本プロレス界の未来は、「シチュー」だ!

















『シチューぶっかけ論』



以上から、今回のシチュー事変についての収拾をつけてみる。

シチュー知宏が最強の王者である所以の多くは、その必殺技のすべてに、あるひとつの共通点が存在するからだ。

いきなり相手に、
「お願い、もうちょっと、しがみつかせて!!」
と、しがみつき、無理やりにでも、依存関係を構築する「しがみつかせて知宏」。

「あったかいシチューいらない。なーんて嘘」
と、一旦、油断をさせておき、
「お前はどうしたいんだ!?」
と、隠し持っていたシチューを相手の顔面にぶっかけ、
無理やりにでも、食べ物を相手に分け与える慈悲の行を実践する「シチュー爆弾」。

いきなり相手に、
「吸いつつ、吸いつつ、吸いつつ、男はバカ!!」
と、顔面にデッド・キスをし、求愛行動にせまってしまう「吸いつつ知宏」。

これらの総てに共通するのは、つまりは、あらゆる行動の動機の根源は、
「ただ単に、好かれたいだけだぞ!」
「ただ単に、仲良くなりたいだけだぞ!」
と、問答無用の求愛行動をせまっている事を意味している。

まったく無関係だった人の顔面に「シチュー」という美味しい物体をわけあたえ、
仲良くなるきっかけをつくるこの行為は、
まさしく、片思いの女子中学生のバレンタインデーのごとき、求愛のテロリズムだ。

「お前はどうしたいんだ!?」
という、質問に対して、
「どんなヤツがやってこようとも、あらゆる手段を使ってでも、無理やりにでも仲良くなってみせる!」
という、問答無用の求愛行動によって、見事、その難を解決したのだ。

シチューをぶっかける知宏の精神状態がまさしくそうなのであるから、
いきなり、シチューをぶっかけられた人達は、

「シチュー・・・・・、うまかった。」

と、いうよりほかあるまい。呆然と、食べてしまうほかあるまい。
もはや、誰もが彼と仲良くならざるを得ない。
どれだけ嫌がって見せたとしても、あまりにもシチューが旨すぎる場合、そんな野暮な言い訳など通用しないのだ。


以上から、話を結論づければ?

 
たとえ、サムライ矢野風狂子が、プロレス界に乱入したとしても、
たとえ、闇の帝王粟野が、正統派レスラーに革命をしかけたとしても、
王者シチュー知宏の、必殺技、「しがみつかせて知宏」「シチュー爆弾」「吸いつつ知宏」の前においては、まったく手も足もでない、という事だ・・・。


おそるべし、知宏!!

彼こそが、地球最強のプロレスラーだ!



彼はついに、黒船の顔面にシチューをぶっかけた。
その黒い大砲に、デッド・キスをした。
黒船の、その、錨に、抱擁してしがみついてしまった。
無理やりにでも、仲良くなろうとしてしまった・・・。

こんなことをされたのでは、ペリーもビックリ!
「なんてフレンドリーすぎるやつなんだ!」
と、すっかり母国を忘れ、戦争を忘れ、嫌でも知宏と、友達になってしまうのであった。





以上の話から、真のプロレスの死闘において、
究極的な審判をつとめられる唯一の存在、それは、

「捨て身のテロリズムで求愛行動にせまる女子中学生」

に、ほかならないのであった。






本日の締めの一句


収拾のつかない事を素直にやる  祖啓

 



 


2 件のコメント:

  1. 鉄塊のブログが、バグってしまいました。

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  2. ※ニュース速報

    シチュー知宏のあまりの強さ、霊長類最強という噂から、ファンの暴動により、本日、国民栄誉賞の授与と、無所属の政治家として、強制当選が決定いたしました。

    今後の日本を、よろしくお願いいたします。

    ファンは、困っています。

    日本中のファンが、シチュー知宏にしがみつきたくて、各地で暴動が起きています。

    これは、大変な事になってしまったぞ・・・

    返信削除