2012年7月19日木曜日

歌舞伎町7・15


藤井雪兎

7月15日の夕暮れ時、私は新宿歌舞伎町にいた。
同じ鉄塊衆の関東勢の方々にお会いするためだ。
面子はこの集まりを提案した中筋祖啓さんを始めとして、
ツィッターでも親交のある松田畦道さん、

最年少の春風亭馬堤曲さん、
そして私の計4人。


集合時間は19時半だったが、私が現地に着いた時は18時だった。
久し振りの新宿という事で少々浮かれていたのかもしれない。


新宿東口前で若者が日本の現状を憂える演説をしている横で、
還暦はとっくに超えているであろうおじさんが、

何故か上半身裸で若者を睨み付けていた。
まさに新宿だ。


紀伊國屋書店で時間を潰した後、集合場所に向かうと、
眼鏡をかけた一人の色白な青年が、

青い作務衣姿でリュックサックを背負い、
腰にウェストポーチを付けて立っていた。

中筋祖啓さんだった。
彼が僧職の方だと知らなかったらかなり面食らっていただろう。
もっとも、知っていてもある程度面食らったのだが…。


次に登場したのは松田畦道さんだった。
ツィッターでの言動から
芥川龍之介のような
少し不健康な文士姿をイメージしていたのだがさにあらず、
健康的に日焼けし、礼儀正しい温和な方だった。

ご趣味の登山のおかげかもしれない。

そして最後に春風亭馬堤曲さんがやって来た。
サンダル履きでかなりラフな格好で、
私の地元の友人(元野球部)の昔の姿にかなり似ていて、

少し懐かしい気持ちになった。

その後とある居酒屋に素早く入り、3分の2ぐらいは俳句の話をした。
残る3分の1はちょっと言えない。
まあ…渋谷で○○の△△を××してしまった事とか、

某俳句ユニットと合コンしたいとか、
私は詳しく知らないが、「新宿の殺し屋」という異名を持つ某棋士の話などである。
というか「新宿の殺し屋」は異名というか「そのもの」がいそうで怖い。


その後店を変え、二軒目に向かった。
畦道さんが一番遠方から来られていたので、一足先にお帰りになった。
もっと聞きたい話もあったが、時間というのは無常だ。


そして終電の時間も近くなったのでお開きに。
もちろん次回も近い内に会う約束をした。


どうして君と仲よし仲になったのか僕は解決せずに呑んだ 橋本夢道


会おうと思えば会える句友がいる幸せを噛み締めた夜だった。
他の地域に住む鉄塊衆の方々にもいつかお会いしたい。

6 件のコメント:

  1. 良き会だったみたいですね。
    俳句の話って普段あまりしません。
    してもベテランの方ばかりですしね。
    それもいいんですけど、また違う刺激も欲しいと思います。
    こういうの良いですよね。

    僕の名前が出て来たエロい話かよ

    句意はそのままですf^_^;)

    返信削除
    返信
    1. ベテランの方のお話もそれはそれで良いですけど、
      こんな風に同じ目線で語り合える仲間は貴重ですよね。
      渋谷さんともいつかお会いしたいです。
      東京に来られる機会がありましたら是非。

      渋谷での話は…まあアレな話です。
      決して意図的に渋谷さんに結び付けたわけではないですよ(;´∀`)
      恐るべき伏字の力ですね。
      途端にいかがわしくなるという(笑)

      削除
  2. 畦道です。

    改めまして、当日参加の皆さん、ありがとうございました。
    また飲みましょう。
    そして遠方の皆さんとも、機会があればいつか、お会いできますことを。

    まだ話すことある下り電車へ乗る 畦道

    返信削除
    返信
    1. こちらこそありがとうございました(´∀`)
      もちろん飲みましょう。
      飲んで飲んで飲まれましょう。
      まだまだ話し切れない事ばかりです。

      月のことすっかり忘れてた歌舞伎町 雪兎

      削除
  3. いい集まりだった雰囲気が伺えますね。
    ちょっとこういう集まりは経験が無いので、うらやましさを覚えました。
    いずれ機会があれば、是非ご一緒させていただきたいです。

    しかし東京かー、遠いなー。

    返信削除
    返信
    1. 機会がありましたら寝覚さんの行ってみたいお店で豪遊しましょう(´∀`)
      歌舞伎町でも渋谷でも高尾山でもOKですよ~。

      削除